トップページ > 債務整理に関するQ&A > 債務整理全般に関するQ&A
- Q
- お金を借りる方法として、「給与ファクタリング」というものがあると聴きました。具体的にはどういったものですか?
- A
- 給与ファクタリングは、将来的に勤務先から受け取る予定の給与をファクタリング会社に売却し、給料日よりも前に現金をファクタリング会社から受け取る(現金化)というものです。
かなり高額な手数料を取られることになりますので、絶対に給与ファクタリングは利用しないようにしてください。
特に、貸金業の登録をしていない会社(ヤミ金)がこの給与ファクタリングを利用している場合もありますので注意が必要です。
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- Q
- キャッシングでお金を借りれなくなった人でも、ショッピングカードを利用して「商品買取業者」に商品を買取ってもらい現金を得る方法があると聴きました。利用しても問題ありませんか?
- A
- 商品をショッピングカードで購入したうえでの換金処分は、詐欺罪にあたる可能性があるため絶対にしないようにしてください。
また、自己破産をする際には、商品の換金処分が免責不許可事由にあたり、自己破産が認められなくなる可能性もございますのでご注意ください。
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- Q
- ヤミ金から借りたお金は、なぜ返済する必要がないのですか?
- A
- ヤミ金は、貸金業として登録しておらず、さらに違法な利息を請求しているため、法律に違反している借り入れについては返済をする必要がないと法律(民法708条 不法原因給付)でも認められているからです。
ただし、ヤミ金は違法であることを承知のうえで貸付を行っているため、借金の取立てをすぐにはやめません。したがって、絶対に借入れをしないようにしてください。
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- Q
- 債務総額が多くなりすぎたため、消費者金融からお金を借りることができなくなりました。そこで妻名義でキャッシングをしてもらい自分の借金の返済をしてもらおうと思っていますが問題ないですか?
- A
- 夫婦の債務総額が増加していくことになり、ご主人だけでなく奥様についても債務整理の手続きをしなければならなくなる可能性があり、根本的な解決になりませんので、まずご主人についての債務整理手続きをご検討していただくことをお勧めいたします。
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- Q
- 母が高齢で所得もなく、母名義でクレジットカードがつくれないため、息子である自分名義のカードを母に貸してショッピングの際に使用してもらおうと思っています。何か問題になることがありますか?
- A
- 通常、クレジットカードの会員規約により、クレジットカードの貸与は禁止されていますので、カード会社に貸与の事実を知られた場合には強制解約になることもございます。
また、債務の支払い義務はカードの名義人が負うことになります。
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- Q
- 友人にクレジットカードを預けていたら勝手に使用されてしまいました。その後、その友人とは音信不通になりカードの使用金額を返してもらうことができません。このような場合には、カード会社に事情を説明すれば返済しなくてもよくなりますか?
- A
- このようなケースは、クレジットカードの貸与にあたりますので、カードの名義人であるあなたが返済義務を負うことになります。
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- Q
- 友人にクレジットカードを預けていたら勝手に使用されてしまいました。その借金も含めて債務整理の手続きをしようと思いますが、何か影響はありますか?
- A
- 債務整理の手続きを考える前に、まずは友人からクレジットカードを一刻も早く回収してください。
友人の借入れ行為を止めないと債務整理の手続き開始後もカードを利用されるなどして、手続き(特に自己破産の場合)ができなくなるおそれがございます。
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- Q
- 債務の返済を滞納していたら、裁判所から「支払督促」というものが届きました。通常の訴訟とは違う手続きですか?
- A
- 通常の訴訟とは違い、手続きが簡単で相手方が異議を述べなければ早期に債務名義を取得し強制執行に移ることができる手続きです。
支払督促が届いた場合には、すぐに司法書士等の専門家にご相談されることをお勧めいたします。
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- Q
- 債務整理の手続き後に住んでいるマンション(賃貸)から引越しをしたいと考えていますが、ブラックリストに載っていると入居の審査に通らないと聴いたことがありますが本当でしょうか?
- A
- 入居の初期費用の支払いや毎月の家賃の支払方法がクレジットカード払いを指定されている等、カード決裁が必要となる場合には入居の審査に通らないことがあります。
また、賃貸借契約をする際に保証会社をつけるよう要求された場合にも入居の審査は通らないことがあります。
上記以外の場合であれば、原則として入居の審査は通るものと思われます。
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